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息をすると背中が痛い・・・その原因は?

2018年03月19日 カテゴリ:
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先日いらっしゃったTさんの悩みは「呼吸をすると腰から背中が痛くなる」というものでした。しかも、その悩みは2年以上前から続いていました。


病院に行ってCTやMRIなどの検査をしても異常無し。では内臓の異常や、ガンなのかと心配して検査をしても、これまた異常無し。


1つの病院ではダメなのかと、他の病院に行って検査をしても結果は同じ。でも息をすると背中や腰が痛いのは変わらない。そんな状況が2年以上続き、Tさんは精神的にも不安になっていました。


Tさんは不安そうに「これはもう諦めるしかないんですかね・・・?」と質問してきました。話を聞きながら、僕は「ひょっとしたら〇〇が原因かも」と、ある筋肉の事を考えていました。


実際にTさんに寝てもらい、施術をすると予想通りの筋肉が固くなっている。そこを緩めていくと、Tさんは大きく息を吸った後、「あれ?痛くないですよ!?」とびっくりした様子でした(^^)


その固くなっていた筋肉の名前は「下後鋸筋(かこうきょきん)」。背骨から肋骨に伸びている筋肉です。息を吸う時、胸が広がり、肺が大きく広がります。その時に肋骨が動き、肺の動きに合わせてくれています。


ところが、この「下後鋸筋」が固くなっていると、肋骨が動こうとした時に無理に引っ張られる状態になります。Tさんの場合、筋肉の緊張が強くて、強い痛みとして出てしまっていたんですね。


なので、「下後鋸筋」を緩めてあげると、痛みが出なくなりました。2年振りに、息をしても背中が痛くない状態になったTさんは、晴れ晴れとした表情で帰っていきました。それはそうですよね。検査をしても異常無しなのに、痛みは2年以上も続く。そんな状態に僕もなったら、気が気じゃないと思います。


もし、Tさんと同じように「息をすると背中が痛い」けど、検査をしても何も異常が無いという方は、ひょっとしたら背中の筋肉が固くなっているからかもしれません。


心配な方はお電話でも、メールやラインでも、お気軽にご相談くださいね。