ギックリ腰はクセになるのは本当?
先日いらっしゃったTさんは、ギックリ腰でいらっしゃいました。2週間ほど前にギックリ腰になり、なかなか痛みが引かないとの事で来院されました。
触ってみると、腰はガチガチ。いろいろな施術方法を試してみると、少しづつほぐれていくものの、なかなかほぐれない。あまりの固さにさすがにおかしい、と思いよくよく腰周辺の筋肉を触ってみると過去にギックリ腰を何度かやったような痕がありました。それで、「これ、過去にも何度かギックリ腰やった事ありますよね?」と聞くと「はい」という返事。
よく、「ギックリ腰はくせになる」と言います。実際はクセになるわけではありません。同じ体の使い方をしているので、同じ筋肉に負担がかかるかかります。ですので、クセになったように感じてしまうのです。
バイクで言えば、右カーブばかり曲がっていればタイヤの右側が減りますよね。それと同じで、無意識のうちにどちらかに負担がかかる身体の使い方をしてしまっています。負担がかかり続けている筋肉は、耐え続けていますが、ある日限界を迎えます。それがギックリ腰です。
それを何回も繰り返せば、だんだんと治りが悪くなってきてしまいます。固くなっている筋肉が増えていくんですね。なので、ギックリ腰の回数が増えれば増えるほど、重症化&長距化していきます。それを施術で痛みを取って行くのが腕の見せどころ!
・・・なのですが。
はやり、痛みが取れない時はなかなか取れません。
今回のケースでも、だいぶ軽くはなったものの、痛みは完全には引きませんでした(*_*)
Tさんは、「来る前よりはだいぶ動きやすいですよ」と言ってくれたものの、心残りのある結果となりました。
皆さんもギックリ腰にならないよう、
・身体をあまり疲れさせないようにする
・疲れたら早めに休む
・お風呂に入って身体を温める
・適度な運動をして、筋肉を動かす
などを普段から心がけてくださいね^_^
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