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肩こりや腰痛の原因の一つ・ストレスとその対策(後編)

2017年01月21日 カテゴリ:
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ストレス対策の6つの方法

 


さて、前編では交感神経と副交感神経のどちらがいい、とかではなく、「過度に交感神経が働いていると良くない」という話をさせて頂きました。つまり、その過度に働いている状態を解除するといいわけです。


 


それは副交感神経が働く状態にしてあげる事も良いですし、適度に交感神経が働いている状態にしてあげてもいいわけです。つまり、超リラックスするか、軽く何かに集中してあげるような状態にする、という事が鍵になってきます。


 


という事で、僕のこれまでの経験の中から、割とやりやすいストレス対策を6つ、あげていきますね!



 


1身体を動かす



これはイライラする理由は体の歪みのせい?(こちらのページの後半に出てきます)でも紹介させて頂きましたが、運動すると全身の血液の流れが良くなり老廃物が流れやすくなるだけでなく、負のストレスに対して、精神的に強くなるホルモンが分泌されます。そうする事で過度なストレスに強い精神を手に入れやすくなります。


 


2、悩みを忘れられるほどに集中できる事を見つける

 




悩んでいる時というのは、頭のどこかに必ずその悩みを感じています。他の事に集中しようとしても、一瞬でその悩みに頭が戻ります。そういう時に、その悩み以上に集中しないといけない事があったりすると、元の悩みが薄れます。




僕の場合はサーキットをバイクで走ったりする事や、掃除を一生懸命やる事などですが、過去には映画を見て、画面に引き込まれるように見てしまった、テレビなどでお笑い番組を見てひたすら笑った、などでも気分がスッキリした事があります。




女性であれば友達と思いっきりおしゃべりをする事なども良いかと思います。ショッピングは・・・まあ、お金がある方にはオススメします(笑)


 


そういった、集中できる事があれば、やってみると良いかと思います。

まあ、わかりやすく言うと趣味を見つける事ですね。


 


悩みがちな方、完璧を求める人などは強くストレスを感じると、「今、目の前に問題があるのに趣味に時間を割いているわけにはいかない・この目の前の問題に時間を割くべきだ」などのようにやりたい事、一度他の事に集中する事を良しとしない傾向があります(僕も実はその傾向があります)


 


そういった方にこそ、実は一度その悩みから一度外れてみる、と言う事をオススメしたいです。ちょっとだけ時間を使って(1時間なら1時間・2時間なら2時間と時間を決めて)、ガムシャラに(中途半端ではなく)一度悩みから外れて他の事に集中して見てはいかがでしょうか。たまにずっと脱線している人がいますが、そういう人は逆にしっかり目の前の課題に取り組んでくださいね(笑)


 


ちなみによく、マイナスな言葉を喋るのは良くない、という本なども多く見かけます。確かにその通りですし、基本的には僕も賛成なのですが、マイナスの感情を自分の中に溜め込み、必死になって外に出さないように無理にプラスに持って行こうとするくらいであれば、たまには「あ〜!もうムリムリ!やってらんないよ〜!」と表現しても良いかと思います。


いつもいつも毒を吐いているような状態は問題だとは思いますが、「マイナスの感情をだしてはいけない」と強く思えば思うほど、それは交感神経を強く働かせてしまいます。そこまで踏ん張って毒を体にためておくよりは、たまには外に吐き出してしまいましょう!



3、日光浴をする

 


割とシンプルなのに効果が大きいのがこちら。




太陽の光を浴びるというのは実はすごく大事な事で、太陽の光を浴びると、セロトニンと言うホルモンが出てきます。セロトニンは幸せホルモンとか、ストレスに強くなるホルモンとか言われたりするなど、精神的な強化には大事なホルモンです。外で働く人達というのは、なんとなく元気なイメージがありますよね。




最近では美容のために日光を避ける女性も多いかと思いますが、全く当たらないのもそれはそれで良くありません。どうしても日光に当たりたくない方でも、日陰でいいから昼間に外に出て、30分でいいから明るい日中の中で活動する事をオススメします。


 


日光にあたると、血液の循環も良くなります。また、朝日を浴びると体内時計がリセットされ、セロトニンの効果で夜に眠りやすくなります。


 


 


4、身体を温める

 




交感神経が強く働くと、血管が縮み、血行が悪くなります。副交感神経が優位に立つと、筋肉が緩み、血管の圧迫が緩み、血のながれが良くなり、体温が上昇します。これは逆にも言える事で、身体を適度に温めてあげると、筋肉は緩み血行が良くなる事で結果としてリラックスできます。


お風呂に入ったり、温泉に行ったりした時の事を考えるとわかりやすいかと思いますが、温泉などに入ると


 


「ふぁぁぁぁぁ〜〜」


 


となりませんか?




その「ふぁぁぁぁぁ〜〜」の時、身体の緊張が緩んだような感じがしませんか。それが大事なんです。




適温のお湯に浸かっていると(だいたい38度〜40度くらい・夏と冬で調節してみてください)、筋肉の緊張が緩んできます。身体の緊張と心の緊張は切ってもきれない関係にあるので、身体が緩めば心も緩んできます。




できれば身体の芯まで温めてあげると良いのですが、それにはできれば20分、理想では30分ほど入っていられると良いです。そうする事で全身の筋肉が芯の方から緩み、血行を良くします。血行が良くなれば老廃物質を流しやすくなり、体への酸素の供給も進みます。それだけでもストレスの解消にかなりの影響がありますよ。


 




今までシャワーばかりの人がいきなり20分とか入るのはきついでしょうから、まずは5分、それができたら10分、と少しづつ伸ばしていくと良いでしょう。少しづつお風呂に入る習慣を身につけてください。



5.酸素の濃い場所に行く

 




僕自身が体験した事なのですが、ある時友達の家に泊まった時の事です。その友達の家は山の中にあり、コンビニまででも車で数十分かかるようなところでした。当然周りは山、山、山・・・




その家に泊まらさせてもらい、次の日に朝起きる時でした。いつもなら布団の中でダラダラして、起きるまでに時間がかかるのですが、その時は朝早くに目が「バチッ!」とあき、二度寝する事なくスッキリした気持ちで起きれたのです。




おそらく、山の中で酸素が濃く、空気が良かったのでしょう。寝ている間にたっぷり酸素を吸い込み、脳がリフレッシュできたのだと思います。




できれば一晩泊まれると良いのですが、なかなかそれもできない場合などには、近所の山を登ってみたり、山の中へドライブに行ったり、バーベキューをしたり、などでも気分が変わるかと思いますよ。自然の中でバーベキューをした後などはなんだか気持ちがスッキリしていますよね。酸素が濃いところにいる事で、自然と酸素を取り込んでいるんですよね。


 


6、パソコン、スマホ、テレビなどを夜見ない

 


 


パソコンやスマホなどは目の緊張を引き起こしやすいです。変な姿勢や長時間の前傾姿勢で見たりする事も多く、目の緊張を引き起こしやすいです。


肩こりの原因は・・・その1・目の緊張とその対策←こちらにも書きましたが、目の緊張は肩こりの原因にもなってしまいます。


 


さらにはブルーライトと呼ばれる、目に攻撃性の強い光が発せられていて、その光を見ていると交感神経が刺激され、イライラや精神の不安定の元になったりします。




寝ながらスマホを見たりする人も多いかと思いますが、できれば寝る1時間〜2時間前にはスマホやパソコンなどは見ないようにした方がいいでしょう。スマホを夜に見ないだけでストレスの軽減につながりますよ。


 


ざっくりと説明させて頂きましたがいかがだったでしょうか。


一つ一つ取り組んでいく事で、ストレスをためにくい生活習慣を手に入れてくださいね。